topbanner

コスモ21

頭にいい、体にいい、楽しい本満載!

「やる気」が育つ脳と心の鍛え方

ヤルキガソダツノウトココロノキタエカタ

最新「脳の科学」が教える子育てのコツ

吉田秀樹著

本当のよい子とは

人間の大きな脳の最大の特性は知識力より環境の変化に適応する能力であり、それには、子どもの「やる気」を伸ばす子育てが大切。本当の意味での「よい子」とは、自分で自分の人生を切り開いていく力をもった子供のこと。言い換えれば、現代の激変する環境に対して適切に「適応」することのできる子どもこそ「よい子」なのです。

主な内容

1章 子どもをどのような人間に育てるか
2章 「脳」を伸ばす子育て 「心」を生かす子育て
3章 「無条件の愛」が「信頼」を育てる

詳細な目次のページを開く

「やる気」が育つ脳と心の鍛え方
価格
1404円(本体1300円)
判型
四六判
頁数
232 頁
発行日
2002/5/8
ISBN
4-87795-025-7
電子書籍のみ

ネット書店で購入

以下のネット書店でも、ご購入が可能です(クリックすると、各ネット書店のページが開きます。購入方法等は、各サイトにてご確認ください)。

(*は電子書籍のみです。)

立ち読み

はじめに

 現在の社会には情報があふれています。何の根拠もない「思いつき」や「思い込み」にすぎないものから、多くの勉強と思索を重ねたうえで誠実にわかっていることだけを述べたものまで、実にさまざまです。

 育児や教育についても、価値観の多様化といえば聞こえはいいのですが、限られた知識だけを述べたものや、わずかな経験をもとに、ああすればいい、こうすればいいと教えてくれるものが山のようにあります。

 こうしたものの多くは、自然とは何か、人間とは何かといった広い視野を欠いており、自然、人類、社会、家庭、個人などを含めた全体との関係のなかで育児や教育のあり方を考えているようには思えません。

 目的地を目指すとき、人は必ず地図を用意します。つまり、何か目的を遂げようとするなら、地図のように広い視野を与えてくれるものが必要であり、そうでなければ行き当たりばったりの「出たとこ勝負」になってしまいます。

 いま流れている育児や教育に関する情報の多くは「旅行記」のようなものです。歩いていたら山があった、川があった、家があった、そこを曲がるとよいというふうに書いてあるのですが、受け手の資質や出発点が違えば、ほとんど役に立ちません。それどころか、かえって道に迷いかねないのです。

続きを読む

プロフィール

吉田秀樹(よしだひでき)

1946年、石川県生まれ。51年、父親が都立大学に赴任したのに伴い東京に移る。学生のころから学問の総合化に関心を抱き、法政大学経済学部卒業後、百科事典編集会社に就職。外資系出版社をへて83年に独立。86年から90年にかけて小学生向きの科学書シリーズ『うごくかがく』(ほるぷ出版・全10巻)を編集、執筆。その後も科学書、医学書などの編集や執筆を行うかたわら、子どもの文学作品や科学の本の執筆、翻訳なども手がける。環境問題にも関心が深く、環境にやさしい資源として注目される海洋深層水について『よくわかる海洋深層水』(コスモ21)などの著書もある。