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総合出版 コスモ21

頭にいい、体にいい、楽しい本満載!

一日一話 元気が出る魔法の言葉

イチニチイチワ ゲンキガデルマホウノコトバ

石川さちこ著

心にドスン! 50の金言

「人生にはムダなことは一つも無い」—。できない心を切り替えてできる心にスイッチ・オン! 気づきのヒントになる言葉をちりばめた50の金言。本文題字・イラストも著者の筆。

主な内容

・人生山坂 ゆっくりのぼろ 一、二、一、二のかけ声かけて
・雲のうしろに太陽はある 光を信じてがんばろう 草木も人の命も どれも真実の愛だけが育てる
・さあ一歩ふみ出そう できない心を切り替えて できる心にスイッチ・オン!
……

一日一話 元気が出る魔法の言葉
価格
1100円(本体1000円)
判型
四六判
頁数
112 頁
発行日
2009.10.14
ISBN
978-4-87795-173-3

立ち読み

はじめに

 世界不況の荒波の中で、日本もまた大変な思いをしています。
 若者が内定した就職を断られ、がっかりする様子など、子育て、孫育てをしてきた私も、身につまされます。

 しかし、人生は生きぬくことに意味があるのです。家族、友人が助け合い、強く生きて学ぶのが人生です。苦労をのり越え、最後に喜びあえる人生なら最高です。
 人には、それぞれの器があります。その器以上に、詰めこもうとしても無理があります。器が壊れるように、人格が壊れます。
 しかし、人は日々成長しています。
 それしかできないと思っていた子供が、時間をかけた訓練で大きく成長することもあるのです。

 決して諦めず、子育て人育てをしてください。
 我が子でも、人の子でも、人の成長を見るのは楽しいものです。
 会社や企業なら、人育ての術を知ると仕事の業績も伸びてきます。新しいアイディアも生まれます。
 人間の素晴らしさは、そこにあります。
 不況を嘆くより、まず、何かをやり出すことです。家族や職場に、愛情を育てることです。

 貧しくても幸福感があるところに、人は育ちます。いがみあい、奪いあうのではなく、助け合い、譲り合うのです。
 そうすれば、ピンチがチャンスになるのです。

 世界に例のない三千年に及ぶ歴史ある日本が、人間愛、ヒューマニズムに目覚める時、日本人の知恵とアイディアが、世界を救うこともできるのです。
 敗戦の苦しい経験が、日本の素晴らしい経済成長を実現させました。
 賢く知恵ある日本人が、再び世界に希望を与える日が来ることを私は信じています。


一日一話 元気が出る魔法の言葉 中面

プロフィール

石川さちこ(いしかわさちこ)

北海道旭川市出身。永山屯田兵四代目として開拓精神に生きる。藤女子短期大学卒業後、教育大学付属旭川中学校を振り出しに、公立中学校教諭として15年間勤務。退職後、3人の子育てをしながら家庭児童相談員、PTA役員として父母や教師などの教育相談を受ける。教育ジャーナリスト、童話作家として著述業、講演活動も行なう。UCLA夏期セミナーに参加するなど、アメリカ、アジアなどの教育視察を活発に行ない、学校、家庭における人格教育、道徳教育に力を入れる。主な著書として『世界に誇る日本の道徳力』『お母さんがみるみる元気になる魔法の言葉』など多数。