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総合出版 コスモ21

頭にいい、体にいい、楽しい本満載!

改訂版 「神の図形」

カイテイバン 「カミノズケイ」

「大和比」と「黄金比」 生命と宇宙の根源的な謎を解く二つの比率

秋山 清著

日本の古代建築の美の原点は「大和比」にあった!

生命と宇宙の根源的な二つの比率。地球上に5つしか存在しないという正多面体はこの比率を内包。究極の比率で作られている法隆寺、ピラミッド、金閣寺、ミロのビーナス…。太陽系、大脳皮質、DNAにも潜んでいた正多面体。

主な内容

プロローグ 「神の図形」に秘められた二つの比率とは?
1 古来より究極の美をかたち作る「神の比率」があった!
2.大和比は生命誕生から万物までを支配する究極の比率
3.正多面体は宇宙構造の神秘を解き明かす「神の図形」
4.多面体で検証 ケプラー理論は正しかった!
5.結晶学の常識破る未知なる結晶体の存在
6.壮大なる多面体パワーを生活に取り入れよう!

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改訂版 「神の図形」
価格
1980円(本体1800円)
判型
四六判
頁数
248 頁
発行日
2012.7.3
ISBN
978-4-87795-228-0

立ち読み

プロローグ 「神の図形」に秘められた二つの比率とは?

■ダイヤモンドの美しさの秘密

「宝石の王様」といえば、言わずと知れたダイヤモンドであろう。
 人間がダイヤモンドに魅了されるのは、何よりもその光り輝く美しさに心惹かれるからに違いない。しかし、輝きの美しさということなら真珠もルビーも、サファイヤだって決して負けてはいないはずだ。なのに、なぜダイヤモンドだけが、これほどまでに人間の心を虜にしてしまうのか。古来よりダイヤモンドが宝石の王として君臨し続けてきた理由は、一体どこにあるのだろうか。
 もちろん輝きの美しさが群を抜いている点が、一番の理由であることは疑いようがない。
 美しい角度でさまざまな色を綾なす石、それが宝石というものの実体だが、ダイヤモンドの場合、何よりもその結晶構造が群を抜いて美しいのが、特色である。
 結晶構造が美しいからこそ、その輝きも美しい。また、光り輝く美貌は全世界の女性の常なる願望でもあり、ダイヤモンドはその永遠の美を象徴する精神的アイテムとしての一面も大きいに違いない。
 しかし、多くの人が気づいているかどうかわからないが、結晶構造が美しいゆえにダイヤモンドはある種の神秘パワー、すなわち波動エネルギーを放射しているという事実を皆さんはご存知だろうか。
 このダイヤモンドが放射する神秘パワー、波動エネルギーに知らずしらず人間は魂を吸い寄せられればこそ、それは宝石の王として君臨してきたのではないか。そう私は推察するのである。

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プロフィール

秋山 清(あきやま きよし)

昭和23年、静岡県藤枝市生まれ。子供の頃より幾何学や天文学に興味を示し、特に高校の時、フィボナッチ数列に関心を持つ。昭和50年、日本大学大学院理工学研究科修士課程修了。工学修士。

特に分子の立体構造に関心を持ち続けていたが、昭和61年頃から本格的に多面体の研究に専念。同時に宝石や鉱物の世界にも関心を示すようになる。

現在は、コスモ研究所所長として形の研究と、各方面で講演や指導に当たっている。最近は水晶の形とエネルギーの関係について研究を行い、その特殊な仕組みを形の面から明らかにしている。