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日本のしきたり 常識度テスト

ニホンノシキタリジョウシキドテスト

60歳を過ぎたら忘れてはならない/子ども・孫にも伝えたい!!風習、儀式、習わし/全455問自己採点付き

美しい日本語を研究する会 編

日本人の暮らしの原点であり、人間関係や日々の生活を円滑にする知恵であり、潤滑油ともいえるしきたりや習わし。本書では、一年の年中行事、元旦から大晦日まで、誕生から結婚、葬儀まで、暮らしのなかの衣食住・神事・仏事……人間関係を円滑にする日本の古き良き知恵を復習する!

主な内容

第一部 一年の年中行事・風習・しきたり
第二部 人生の節目の儀式・習わし
第三部 暮らし(衣・食・住・神事・仏事)の歴史・風習

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日本のしきたり 常識度テスト
価格
1430円(本体1300円)
判型
四六判
頁数
144 頁
発行日
2017.2.12
ISBN
978-4-87795-349-2

立ち読み

はじめに―子どもや孫に伝え、遺したい日本のしきたり

 日本には春夏秋冬それぞれに美しい光景が流れ、どの季節にもその自然に応じた生活風習や伝統行事があり、代々受け継がれてきました。そこには自然の恵みに感謝し、田畑の豊作や家族、地域の無事を祈る心がこもっています。

 また、風習とか行事は、地域の連帯感や団結を強める日本の古き良き大事な儀式でもありました。

 伝統行事だけではありません。お祝いや弔いごとは自分勝手なふるまいをすれば、厳粛なその場の雰囲気や空気を乱してしまいます。

 普段の生活でも、ルールを決めてお付き合いをしたほうが、平穏で豊かな暮らしができたのです。昔から様々な場面で、多くの人々があれこれと試した結果、いろいろな決まりごとができました。これがしきたりや習わしです。

 しきたりは日本人の暮らしの原点であり、人間関係や日々の生活を円滑にする知恵であり、潤滑油なのです。

 ひと昔前まで、しきたりは地域の長老や年輩者が若輩者に、家長が子ども、孫にと伝えてきました。しきたりを身につけなければ一人前の大人として扱われないこともありました。

 ただ、近年は伝統行事などにもあまり関心がなく、こだわりも少なくなったようで、堅苦しい儀式は敬遠されるようになりました。親から子へ、地域のお年寄りから若者へ、しきたりや習慣を伝える機会も少なくなっています。

 団塊世代や還暦を迎えられた年代の方が、今ではそれらしきたりや風習を伝える立場になっていますが、果たしてどれほど日本のしきたりや習わしを理解され、身につけられているでしょうか?

 本書は、一年間にわたって大切にしたい日本のしきたりに対してあなたの常識度をチェックしていただく本です。と同時にサビついて脳の奥にしまいこまれていた記憶を呼び覚まし、その簡単な学習で脳の活性化をはかりましょう。

 すっかり希薄になりつつある「日本の行事やしきたり、風習」を本書で思い出して、子どもさんや孫という次の世代に、その大切さや素晴らしさを伝えてくだされば、僭越ながら望外の喜びです。

美しい日本語を研究する会 編

目 次

日本のしきたり 常識度テスト 目次

はじめに―子どもや孫に伝え、遺したい日本のしきたり

第一部 一年の年中行事・風習・しきたり 全211問

★一月の行事・風習・しきたり

★二月の行事・風習・しきたり

★三月の行事・風習・しきたり

★四月の行事・風習・しきたり

★五月の行事・風習・しきたり

★六月の行事・風習・しきたり

★七月の行事・風習・しきたり

★八月の行事・風習・しきたり

★九月の行事・風習・しきたり

★十月の行事・風習・しきたり

★十一月の行事・風習・しきたり

★十二月の行事・風習・しきたり

第二部 人生の節目の儀式・習わし 全104問

★祝う―誕生、結婚、長寿の儀式・習わし

★見舞う・悼む―病気、葬儀、法要の儀式・習わし

★思いやる―お付き合い、贈り物、おもてなしの儀式・習わし

第三部 暮らし(衣・食・住・神事・仏事)の歴史・風習 全140問

★「衣」の歴史・風習・しきたり

★「食」の歴史・風習・しきたり

★「住」の歴史・風習・しきたり

★「信仰、伝承」の歴史・風習・しきたり

プロフィール

美しい日本語を研究する会(うつくしいにほんごをけんきゅうするかい)

古来より伝わる大和言葉の研究はもちろん、外来語や若者言葉などの定着により、日々変わっていく日本語の奥深さを吟味し、勉強することを目的として設立。勉強会では言葉の専門家である学者や作家、俳人、編集者などが中心になり、単に日本語だけでなく、日本の文化や伝統にまで議論が交わされている。会の世話人は編集者歴35年の吉際幸夫が務める。尚、今回は『60歳からの脳トレ・思い出しテスト』シリーズの生みの親である「ど忘れ現象を防ぐ会」が企画・構成・編集面で全面協力している。