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頭にいい、体にいい、楽しい本満載!

一杯のラーメンで世界中を笑顔にしたい!!

イッパイノラーメンデセカイジュウヲエガオニシタイ

お客様を笑顔にする、に限界はない

藤田 宗 著

自分が輝ける場が見つかる!

全国500店舗を目指して躍進する「京都北白川ラーメン魁力屋」。急成長を遂げるノウハウを紹介するとともに、笑顔、元気、気くばりの心をスタッフに浸透させ、お客さんの心をつかむ。一緒にラーメンで世界中を笑顔にしたい仲間を募っている。

主な内容

まえがき ラーメンで世界中を笑顔にしたい!
1章 魁力屋の決意!
2章 チェーン展開に向かってチャレンジ
3章 目先の利益より目の前のお客様を大切に
4章 スタッフがいつでも輝いているラーメン屋
5章 拡大し続ける魁力屋ネットワークの秘密
6章 「笑顔」と「元気」と「気くばり」が魁力屋のいちばんの心
あとがき 自分を信じれば夢は叶う!

詳細な目次のページを開く

一杯のラーメンで世界中を笑顔にしたい!!
価格
1404円(本体1300円)
判型
四六判
頁数
152 頁
発行日
2017.11.20
ISBN
978-4-87795-353-9
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まえがき ラーメンで世界中を笑顔にしたい!

「大きくなったらラーメン屋さんになる!」

 住宅街にある小さな駐車場の一画に、夕方ぽつんと小さな灯がともる。「ラーメン」と書かれた屋台、その赤い提灯に誘われて人々が集まってくる。ラーメンを置くベニヤ板のカウンターは6席程度。その他にパイプ椅子がいくつかあったと思う。

 店のおじちゃん、おばちゃんのコンビネーションは最高で、小さなその店の外まで並ぶ客に、次から次へと熱々のラーメンを渡していく。

 ラーメンはシンプルな醤油味。味についての記憶はそれだけだ。なにか特別際立った印象があるわけではない。だからこそ、店が開いているかぎり客足は絶えず、毎日のように通ってくる人も少なくなかったように思う。仕事帰りだろうが、飲んだあとのシメだろうが、その味はじんわりと染み渡る。

 心に残っていることといえば、誰もが笑顔でうれしそうに、ほっとしたようにそこにいて、おいしそうにラーメンを食べていたこと。

 それが今、ラーメンを仕事にしている私にとって、最初のラーメンの記憶です。自宅のほど近く、今思えばなぜあんなところにと不思議に思うような場所の、今はなき屋台ラーメン。子どもの私にとって、とてもラッキーな偶然であり出会いでした。おかげで私は、こんなに早く将来の夢を見つけることができたのですから。

「大きくなったらラーメン屋さんになる!」と。

 ラーメン屋が将来の夢だなんておかしいと思いますか? しかもそれをずっと思い続けているなんて。

 小さな子どもなら、ケーキ屋さんや駄菓子屋さんになりたいというのもわかります。小学校を卒業する頃には、男の子ならサッカー選手やパイロット、お医者さんなどと言いはじめ、具体的に進路を考えるようになれば、たとえば公務員やテレビマン、美容師など、現実的な仕事を思い描くようになるでしょう。

 確かに、ラーメン屋になるという夢はめずらしいかもしれないし、それをずっと思い続けているのは変わった子どもなのかもしれません。でも、私はラーメン屋になりたかった。そして、それを実現させました。

ラーメンでみんなを笑顔にする

 この話をすると、「ラーメンの魅力は何ですか?」とよく聞かれます。私にとって、この質問のほうが不思議です。だって、ラーメンって、本当に魅力的な食べ物じゃないですか?

 むしろ「ラーメンほど素晴らしい食べ物はない」と言い切りたいくらいですが、そこは人それぞれ好みもありますので、押しつけることはいたしません。でも、ラーメンが素晴らしいということに関しては、臆することなく断言できます。自分自身がラーメン好きというのはもちろんですが、それ以上に「ラーメンが嫌い」という人に出会ったことがないのです。

「とんこつは苦手」とか、「こってりはそれほど」という声は聞いたことがあっても、ラーメンという食べ物をひとくくりにして全否定する人に、実際に会ったことがありますか?

 だからラーメンは素晴らしいのです。しかも、価格的にも時間的にも、誰もが無理なく存分に楽しめる食べ物でもあります。味やトッピングのバラエティも豊か。おいしいもの、好きな食べ物は人を幸せにします。みんなを笑顔にします。より多くの人を幸せにし、笑顔にする食べ物、それがラーメンなのです。

 私は、ラーメンが大好きです。そしてそれ以上に、私たちがつくったラーメンを食べていただき、多くの人に喜んでもらえることが、なによりもの幸せであり人生目標でもあります。子どもの頃、近所の屋台ラーメンで受けた衝撃。どうしようもなく惹きつけられた気持ち。それは、おいしいものによって人々が笑顔になるという事実、そのなんともいえない充実感と幸福感に触れたからなのだと思います。

「ラーメン屋さんになる」。それは私にとって「ラーメンでみんなを笑顔にする」ことを意味していたのです。

志を共有するスタッフと共にチャレンジ

 私たち魁力屋は、2015年に創業10周年を迎えました。この節目の年、年商約50億円という数字を達成することができました。ここまで来られたのは、あたたかくも厳しく見守り、支えてくださる方々、情熱のすべてをかけて、おいしいラーメンとよりよい店づくりに打ち込んでくれるスタッフ、そしてなにより魁力屋のラーメンを食べに足を運んでくださるお客様のおかげに他なりません。

 2017年10月現在、魁力屋は国内80店舗でチェーン展開しています。京都から大阪、関西、そして関東近郊や東北、沖縄へ。幹線道路沿いで駐車場を備えたロードサイド店からはじまり、ショッピングモールでの出店も進んでいます。駅前店や高速道路のパーキングエリアにも出店しました。真っ赤な看板に白抜きの「京都北白川 ラーメン魁力屋」という看板も、そろそろ広範囲の地域でおなじみになってきたといえるでしょうか。

 カップ麺のメーカーさんからお話をいただき、全国のコンビニエンスストアで発売したカップラーメンは大好評で、第2弾以降も次々と続いています。魁力屋の店頭で販売する即席ラーメンの売り上げも上々。「京都九条ねぎラーメンバトル」では、2年連続売り上げ第1位を獲得しました。東京六本木ヒルズでのイベントや、タイ王国バンコクで行なわれたイベントにも出店するなど、可能性を広げるさまざまな取り組みに積極的に挑み、成果を上げています。

 魁力屋から独立オーナーとして「のれん分け」を受け、チェーン展開を力強く進めてくれるオーナーも誕生しています。私が思い描いていた道のりを、みんなで一歩一歩進んでいる実感があります。

 もちろん、途中で何度も失敗したり、迷ったり、落ち込んだりすることもありましたが、これから次のステップに進むには、もっと大きな困難にもぶつかるでしょう。それは覚悟のうえですし、必ず乗り越えられると信じています。

 魁力屋には、同じ志を共有する多くのスタッフがいます。チャレンジなくして成長なし。困難なきところに感動なし。それを肝に銘じて、さらなる高みをめざしています。

目 次

一杯のラーメンで世界中を笑顔にしたい!!―もくじ

まえがき ラーメンで世界中を笑顔にしたい!

「大きくなったらラーメン屋さんになる!」

ラーメンでみんなを笑顔にする

志を共有するスタッフと共にチャレンジ

1章 魁力屋の決意!

飲食業界をリードできる会社とは?

これだけは負けない! 魁力屋最大の武器

一杯のラーメンに、笑顔と元気と気くばりを

やっぱりやるぞ、ラーメン屋!

納得できる京都ラーメンをつくりたい

こだわり醤油と背脂で京都ラーメンを極める

コラム 食べるはよし、つくるは難しのラーメン開発裏話

マニュアルでは伝わらない情熱や想い

コラム 出会いは無限大

心遣いのアイデアは無尽蔵

想いを自然に共有できる企業文化が定着

コラム ここにも注目! ラーメン鉢の龍をよく見ると

2章 チェーン展開に向かってチャレンジ

目標はラーメン屋のチェーン展開

「広い駐車場のあるロードサイドのラーメン店」に決めたものの……

目論見と現実の差を埋めるために

いよいよ本店オープン!

次なる一手は京都の外へ

3章 目先の利益より目の前のお客様を大切に

お客様は本当にありがたい

心震えるような感動が毎日起きている

☆スタッフの他店舗異動についてきてくださるお客様

☆スタッフの昇格を一緒に喜んでくださるお客様

アンケートは宝の山

4章 スタッフがいつでも輝いているラーメン屋

店はステージ、お客様は観客、スタッフは役者

だから、未経験者大歓迎

本当の仲間ができる職場

名札の色のヒミツ

「この店でバイトがしたい」=「この店で食べたい」

魁力屋のアルバイト経験が生きる自信に──アルバイト卒業生の声

5章 拡大し続ける魁力屋ネットワークの秘密

挑戦的かつ着実に店舗を増やす

真っ赤な看板、誕生

全国展開を視野に入れ関東進出

信頼に値する実績で恩返しを

マニュアルだけではできないチェーン店教育

「のれん分け」で100人の社長を生み出したい

失敗しない「のれん分け」の条件とは

24歳で独立オーナーに

フランチャイズ化に興味はない

6章 「笑顔」と「元気」と「気くばり」が魁力屋のいちばんの心

経営理念に込められた想い

「挨拶」と「掃除」を大事に

毎朝欠かさない「元気礼」

失敗しても本音で報告

コラム お客様のお申し出は宝の山

先輩経営者とのネットワークを大事に

コラム 地域との結びつきも大切に

あとがき 自分を信じれば夢は叶う!

プロフィール

藤田 宗(ふじたつかさ)

株式会社魁力屋(かいりきや)代表取締役。京都市生まれ。祖父は醤油問屋、両親はクリーニング店を営む商人家系の中で育つ。高校時代に大手中華料理チェーンをはじめ数々のアルバイトを経験することで飲食業の楽しさやサービスを提供することの喜びを経験する。高校卒業後は不動産会社に入社、数々の物件について学び、その後の店舗展開のヒントも得る。子供の頃食べた屋台のラーメンがどうしても忘れられず、ラーメンを仕事にしたいという情熱から2005年に「ラーメン魁力屋」を京都・北白川に創業。祖父が醤油問屋を営んでいたノウハウを活かして背脂醤油ラーメンに合う醤油を開発する。その後、「京都北白川ラーメン魁力屋」という屋号で関西・関東・東海・東北にチェーン展開し、現在80店舗、従業員1500名、年商60億円(2017年10月現在)。「たくさんのお客様にありがとうと言われるお店でありたい!」という理念のもと、日本全国に500店舗の展開を目指す。「京都ラーメンを世界へ」というビジョンを掲げ、京都ラーメンを世界中に拡げるための海外展開を計画中!!