はじめに 3
やり直しがきく夫婦、きかない夫婦の違い 3
家庭をとことん甘えられる場所にする 4
“温かい会話”が夫婦のいのちをつなげる 7

パートⅠ 夫婦の絆をつくる話し方、壊す話し方

いっしょにいれば“会話は自然にできるようになる”は過去の話 18
ケース1 夫は曇りガラスの向こうにいるようで会話にならない 19
【一方的な話し方になっていませんか】 21
ケース2 夫との会話がはずまない毎日は寂しい 22
【事情を共有してみる】 25
ケース3 結婚前は何でも話し合えたのに、いまはひと言ひと言が気に障る 26
【自分の心に少しゆとりをもたせる】 29
ケース4 「家のことは女の仕事だ。グチを言うな」と言われ続けてきた 31
ケース5 いまさらどんな言葉をかけていいのかわからない 33
【何気ない会話から始めてみる】 35
夫婦の会話にも聴く心得、話す心得が大切 36

パートⅡ 話し方のパターンを変えてみる

夫婦の会話がいつも一方通行? 40
日常の会話をチェック 43
夫婦の会話を豊かにする3つのヒケツ 49
1 きっかけは身近なことから 49
2 「フェイス・トゥ・フェイス」 51
3 「時と場と思い」を共有する 54
すぐやってみよう実践テクニック 55
▽相手のタイプに応じて話しかけ方を変える 55
①完璧主義タイプ 56/②奉仕主義タイプ 57/③上昇志向タイプ 58/④夢見るタイプ 59/⑤観察するタイプ 60/⑥不安の多いタイプ 61/⑦創意工夫好きタイプ 62/⑧正義派タイプ 63/⑨もめごと嫌いタイプ 63
▽考え方が合わないときは相手の思考スタイルをチェックする 65
・思考スタイルチェック法① 68
・思考スタイルチェック法② 70
▽相手の思考スタイルに合わせて話し方を変える 77
①妻がAタイプ(フィーリング重視派)の場合 77
②妻がBタイプ(結果重視派)の場合 80
③妻がCタイプ(クリエイティブ重視派)の場合 82
④妻がDタイプ(システム重視派)の場合 84
不満を満足に変える話し方 89
▽まず夫婦の満足度チェックから 89
▽それでも2人のわだかまりが解ける話し方 96
1 不満を言葉にして表現したいとき 96
2 正直な気持ちを打ち明けたいとき 97
3 話しかける機会を増やしたいとき 98
4 自分の要望を伝えたいとき 99
5 自分の気持ちをわかってもらいたいとき 99
6 相手に精神的な自立を促したいとき 100
7 浮気がわかって気持ちを切り替えたいとき 101
8 もっと2人の幸せ感を高めたいとき 102
9 夫婦の性を豊かにしたいとき 102
▽「許し合う心」が夫婦の絆を強める 104
もっといい関係をつくる話し方テクニック 106
▽「私メッセージ」を活用しよう 106
▽言ってはいけない12の言葉 111
▽夫婦の会話が甦る3つの心構え 114
1 いい耳と目と口をもつ 114
2 時と場と思いを変えてみよう 115
3 遺言のつもりで言う 117

パートⅢ いつまでも、いい夫婦でいるための話し方

40歳を過ぎたら夫婦の将来について語り合う 120
中高年夫婦ほど温かい会話が大切 126
「あなたのおかげでとても助かったわ」⇔「あなたって本当に有能なのね」 126
「とても努力したんだね」⇔「いい結果が出たね」 127
「この部分がとてもよくできてるわ」⇔「全体はいいのに、ここがダメだね」 127
「この次どうすればいいかしら?」⇔「いったいどうして失敗したの?」 128
「以前よりうまくなったね」⇔「あの人より、あなたのほうがうまいね」 128
「あなたはどう思うの?」⇔「こうしたほうがいいわよ」 128
「気が小さいというより慎重ね」⇔「気が小さいね。もっと気を大きくもちなさい」 129
「私は、そのやり方は好きだよ」⇔「あなたのそのやり方はいいね」 129
「私は、あなたの意見は正しいと思う」⇔「あなたの意見は正しいよ」 130
「やる気があるのでうれしいわ」⇔「もっとがんばってね」 130
なぜ嫁と姑はすれ違うの? 131
難しい関係でも“いい嫁姑関係”を育てる話し方 135
介護の担当者になったときの話し方 140
パートナーがうつになったときの話し方 145
中高年になるほど仲間づくりが大切 147
仲間づくりに役立つ話し方 150

パートⅣ 夫婦で子どもを伸ばす話し方のコツ

夫婦のいい会話は子育てでこそ本領を発揮 158
▽幼児期の話し方のコツ 159
▽学童期の話し方のコツ 162
▽思春期の話し方のコツ 177
▽成人期の話し方のコツ 184

 

おわりに 187