古典に親しみながら、あなたの脳を活性化しましょう ―はじめに 2

第一章 「百人一首」を読んで、えんぴつでなぞりましょう 7

「声に出して読む」、そして、「えんぴつでなぞり書く」、この二つのシンプルな行為が、記憶力・注意力を高め、脳の働きを若返らせてくれます。
基本の字形を書き記す「楷書」は、私たちが子どもの頃から学んできています。この分かりやすい書体を、アミ文字に沿ってなぞり書きしましょう。

第二章 もう一度、行書体で「百人一首」をえんぴつでなぞりましょう 111

「行書」は、筆づかいを重視してスピーディーに、しかも読みやすく書くために、点画の形を変化させたり、省略したりしています。流れるようにスラスラと記すことができ、親しみを込めた手紙などが贈れます。
ここでは、本書をコピーして、それになぞり書きすることをお勧めします。

第三章 「百人一首」代表60歌~穴埋め思い出しテスト 137

上の句を受けて下の句を思い出し、〇部分をひらがなで埋めてください。このときは旧仮名遣いでなくてもOKです。漢字で思い出した場合は、〇の数は読み方に合わせてください。
正しく思い出せたか、間違っていたかの判定は、歌の番号がありますので、第一部により確認してください。
楽しみながら記憶力を高める「穴埋め思い出しテスト」に反復してトライしましょう。白い紙に○部分の文字を入れることをお勧めします。また、ここでも声に出して読みましょう。