プロローグ “書き写し”こそいちばんの早道! 9

1章 こんな人たちも必ず書けるようになります

とにかく文章を書くのが苦手 20
たった1行書くだけでも文法間違いが起こる 24
そもそも机に向かう習慣がない 29
言葉を組み合わせて考える習慣がない 34
まとまった文章を読む習慣がない 38
どうしたら文章が上達するのか見当がつかない 43
●コラム1 伝達力を身に付けるいちばんの近道 49

2章 1日10分「名作書き写しトレーニング」

書き写しで文章力が一気に伸びる 54
名作書き写しトレーニング三つの心得 56
 ①第一の心得――継続することにこだわる 56
 ②第二の心得――場所にこだわらない 58
 ③第三の心得――とにかく楽しんでやる 59
効果的な書き写し方を身に付ける 60
・書き写し文①——『雨ニモ負ケズ』宮沢賢治 62
【ポイント】具体的な言葉で表現する 63
・書き写し文②——『道程』高村光太郎 66
【ポイント】短文で言い切る 67
・書き写し文③——『女よ』萩原朔太郎 69
【ポイント】5感を刺激する 70
・書き写し文④——『トロッコ』芥川龍之介 72
【パート1・ポイント】行動の動機を明確にする 73
【パート2・ポイント】意味深いことをわかりやすく表現 77
【パート3・ポイント】余韻を残して終わる 82
・書き写し文⑤——『檸檬』梶井基次郎 87
【パート1・ポイント】人の感性の描き方を味わう 89
【パート2・ポイント】作家の描写力や表現力を楽しむ 93
【パート3・ポイント】作者の息遣いや筆力にふれる 97
【パート4・ポイント】すぐれた文章テクニックを学ぶ 101
●コラム2「名作書き写しテクニック」でアイデアが豊かに 105

3章 「名作書き写しトレーニング」でスキルアップ

モチベーションが着実にアップする 110
・書き写し文⑥——『みにくいアヒルの子』アンデルセン・菊池寛訳 114
【パート1・ポイント】昔の自分を思い浮かべてみる 116
【パート2・ポイント】心の中に眠っている思いを探る 121
【パート3・ポイント】今の気持ちを見つめてみる 128
【パート4・ポイント】自分の心を突き動かすものは何か探る 133
【パート5・ポイント】主人公の境遇を自分に重ねてみる 140
【パート6・ポイント】自分の中の「美しい白鳥」を探ってみる 145
美しい敬語マナーが身に付く 151
・書き写し文⑦——『蜘蛛の糸』芥川龍之介 156
【パート1・ポイント】敬語の言い回しに慣れる 157
【パート2・ポイント】丁寧語と敬語の微妙な違いに慣れる 160
【パート3・ポイント】敬語の使い分けに慣れる 164
●コラム3 悪文直しテスト 166
【テスト1】無駄な言葉を省く 166
【テスト2】具体的な情報を加える 167
【テスト3】人物の性格描写を絞り込む 168

4章 「書き写す」から「自分の文章を書く」へ

「ブレストストーリー」を活用──自分の文章がスラスラ書ける 172
 ステップⅠ 出来事を中心に書く 177
 ステップⅡ 5感による情報を加えて書く 179
 ステップⅢ 5W1Hを加えて書く 182
 ステップⅣ 人物描写を加えて書く 187
 ステップⅤ 場所に関する情報を加えて書く 192
●コラム4 筋道を立てて考える力がつく 196

5章 読み手の心を動かすとっておきのテクニック

構成テクニックの基本を体に刻み込む 202
“たとえ話”を使うテクニック 205
自分の体験談を使うテクニック 211
歴史上の人物の物語を使うテクニック 217
テレビドラマや映画の場面を使うテクニック 222
●コラム5 マインドマップで、書く情報を整理する 228
●コラム6 書く習慣が身に付くとこんな効果も 233
 Ⅰ自分の頭で考えるようになる 233
 Ⅱプレゼンテーションが好きになる 236

エピローグ 239