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夏目漱石をまねる美しい日本語書き写し文章術

ナツメソウセキヲマネルウツクシイニホンゴカキウツシブンショウジュツ

1日10分続けるだけ

高橋フミアキ著

いつでも、どこでも、誰でもできる

著者主宰の文章スクールで織り込み済みの名文書き写し。十年間、文章教室に通い続けても、思うほど上達しなかった人が、手本の文章を真似ることで、素敵な文章がみるみる書けるようになるなどの体験談が続々。本書は、現代日本語の源流とも言える夏目漱石の作品を手本とし、書き写すことで、素晴らしい文章を書く土台形成へいざなう。

主な内容

パート1 なぜ美しい日本語の書き写しには効果があるのか?
パート2 文章力がみるみる伸びる書き写しテクニック
パート3 夏目漱石をまねて書き写す
パート4 書き写し体験者の声

詳細な目次のページを開く

夏目漱石をまねる美しい日本語書き写し文章術
価格
1512円(本体1400円)
判型
四六判
頁数
212 頁
発行日
2012.11.12
ISBN
978-4-87795-245-7
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立ち読み

はじめに

書き写しは、いつでも、どこでも、誰でもできる!

 30代の働く女性が私の文章スクールで、書き写しワークをしたあと、こんな感想をくれました。
「フミアキ先生、書き写しなら私にもできそうな気がします。今まで文章の書き方を勉強したくていろんな本を読みましたし、文章教室も行きました。でも、ちっとも身につきませんでした」
「どんな勉強をしてきたの?」
「文章に関する本といえば、日本語の文法や間違いやすい漢字の使い方などを書いたものばかりでした。そんな本をいくら読んでもいい文章は書けるようになれそうもありません」
「構成法を教える本もあったでしょ」
「構成を知ったところで、文章は書けません」
「見本の文章があって、気をつける点を解説してあれば文章は書けるんじゃないですか?」
「そんな簡単な問題じゃありません。文章を書くには、もっと違う何かがあると思うんです」
「文章教室で自分の書いた文章を添削してもらったことは、役に立たなかったですか?」
「そもそも何をどう書けばいいのかわからない者にとって添削指導は、何の役にも立ちません。重箱のすみをつつかれて、てにをはを間違えているとか読点の打つ場所が違うとか指摘されても、スラスラと文章を書けるようにはならないでしょう」
「そうですね」
「私の知り合いで10年間文章教室に通っている人がいますけど、思うほど上達しないと嘆いています」
 この女性のように、何とかいい文章、もっといえば美しくて読みやすい文章が書けるようになりたいと努力しているのにうまくいかないと不満を持っている人は少なくありません。文章の書き方に関する本は星の数ほど出版されていますが、納得のいく文章をスラスラ書けるようになる人は10%もいないでしょう。
 文章教室に関しても同様です。もともとそれなりに書ける人なら理解してどんどん書けるようになるのでしょうが、文章を書くのが苦手な人が思うように書くことは簡単ではありません。
「でも、名文の書き写しなら簡単に文章が書けるようになると思いませんか?」
 と私が質問すると、彼女は、
「名文を書き写すだけなら私にもすぐできそうです。まずは美しい日本語を真似ながら、そのリズム感を味わうことから始めればいいんですよね」
「そうです。真似ることなんですよ」

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プロフィール

高橋フミアキ(たかはしふみあき)

作家&ヒプノセラピスト。宮崎ますみ先生に師事しヒプノセラピストになる。

大手広告代理店に10年間勤務したのちフリーとなり、ビジネス雑誌やグルメ雑誌などに携わる。2007年に文章スクールを立ち上げ、文章の基礎から小説の書き方まで幅広く指導。また、企業の社員研修でレポートの書き方やメール、論文の書き方、コミュニケーションなどを講義。フリーライターの育成にも尽力。メールマガジン『ポンポコ先生のライタースクール』も好評配信中。さらに、「夢のスクール」を定期的に開催し、ヒプノセラピーのグループセッションを行っている。