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総合出版 コスモ21

頭にいい、体にいい、楽しい本満載!

今、世界が注目する「日本の霊性」の真価

イマ、セカイガチュウモクスル「ニホンノレイセイ」ノシンカ

令和時代をどう生きるか

小坂武司

日本の進むべき道を示唆する「奇跡の書」

アインシュタインはこう言った。
「我々は神に感謝する。我々に日本という尊い国をつくっておいてくれたことを」
日本は二千年という長い年月を、万世一系の天皇家の権威と加護のもとで平和に歩んできた。
この歴史的事実は、日本国と日本人の霊性の高さを証明している。
歴代天皇の清浄な祈りのもとに、高い知性の民たちが寄り添い、多くの目に見えない高次の存在に守られながら、今の日本が創りあげられてきた。このような民族、国家は他には存在しない。

本書は空海をはじめ、神仏、龍神、宇宙人、そして著者の先祖である紀夏井などが、ある女性スピリチュアリストを通して降ろしてくるメッセージを著者らが実行していく物語である。
国際派のビジネスマンであった著者が、中年期を過ぎて突然白羽の矢が立てられ、目に見えない力にいざなわれながら祈りの旅を続け、さまざまな瑞祥を目の当たりにする。
そのなかで日本人の霊性、日本国の霊性に目覚め、皇室の安泰、日本国の安寧、人類の平和、地球の浄化への祈りを深める。
現状の日本は、古来より受け継がれてきた霊性、精神性が失われつつある。
日本はどうあるべきか。日本人としてどうすればいいのか。
新しい令和の時代を迎えた日本の進むべき道を示唆する奇跡の書!

主な内容

第一章 新たなる人生のステージへ
第二章 日本再興の道を開いたスリランカ大統領の演説
第三章 空海からの霊告
第四章 釈迦像入魂式と瑞祥
第五章 バンコクのプラプロム神詣で
第六章 富士山での祈り
第七章 新しい次元に向かって

詳細な目次のページを開く

今、世界が注目する「日本の霊性」の真価
価格
2200円(本体2000円)
判型
四六判上製
頁数
400 頁
発行日
2019.6.3
ISBN
978-4-87795-379-9

立ち読み

プロローグ

 空海が三教指帰で述べている「谷響きを惜しまず、明星来影す」は、入唐前に、高知県室戸岬の御厨人窟で虚空蔵求聞持法を行じている過程で、空海が経験した一大神秘体験の内容を端的に述べたものといわれています。このとき空海はおそらく、これから歩んで行こうとする未知の人生に対し、大宇宙を味方とする強い確信を得たのではないでしょうか。

 私もその後の人生観を一変させる“一大神秘現象”を経験したことがあります。

 それは、平成十六(二〇〇四)年三月、熊本・宇土市の五色山で、空海の禊の儀式に絡んで、私たち十二人が揃って見せていただいた宇宙空間での現象です。まさに人類史上始まって以来の重大な神秘的瑞祥であったといえるでしょう。

 一言でいえば、宇宙に遍満する高貴な存在の方々、つまり神仏、龍神、宇宙人の方々が空海の禊の儀式を祝って、空海と共に演出して私どもに見せてくれた想像を絶する瑞祥でした。それは、その後の私の人生観を根本的に変えてしまうほどのものだったのです。その瑞祥は、東京在住の中山良子さんというスピリチュアリストが天から受けるメッセージに従って行動を続けてきた結果として見せていただいた現象でした。

 私たちの祈りの旅は、平成十七(二〇〇五)年七月、富士山五合目にある小御嶽神社の摂社、日本武尊社での最後のお祈りで終わりました。

 その一年後のある日、私は、中山さんを通して「その瑞祥に関連する一連の神秘体験を日英語で書物にしなさい」とのメッセージを受けました。それは空海からのメッセージであったかもしれません。書く対象が一連の不思議な神秘現象でしたので、どのように書いていけばよいのか考える日々が続きました。

 そのようなときに、東京のある夕食会で小原田泰久氏にお目にかかったのです。『イルカみたいに生きてみよう』『木村さんのリンゴ』など多くの書籍を出され、癒しの研究と実践をされている人です。私はその人柄に心打たれて、私の簡単な履歴と神秘体験を記述し、私がその体験を書かなければならなくなった事情をメールで送りました。

 小原田氏から、すぐに次のような返事が送られてきました。

「生意気なことを言いまして失礼します。小坂さんが本気で取り組んでおられるので、僕の言うことが正しいかどうかはともかく、感じたことは伝えておこうと思った次第です。

 たぶん高い次元のメッセージを伝える役割を与えられたということは、選ばれたということと同時に、大変な修行の場を与えられたのだと思います。

 宇宙レベルの壮大なスケールの話です。これをまとめるというのは、きっと小坂さんが一生をかけるにふさわしいものだと思います。

 プロフィールを拝見して、小坂さんはビジネスマンとして大成功されていることがよくわかります。僕が思うのは、目に見えない世界のことを宗教の世界の人が語っても怪しいだけになってしまいます。

 小坂さんに白羽の矢が立ったのは、小坂さんのビジネスマンとしてのセンス、経験、知識に大きな期待がかかっているからではないかと思います。

 つまり、ビジネスマンである小坂さんの身に起こったこと、受けとった啓示、中山さんの能力といったものを表現していくことを、天は期待しているのではないでしょうか。

 ビジネスマンの小坂さんには理解できないこと、疑心暗鬼になったこと、混乱したことがいっぱいあったと思います。それは、多くの人の共感を呼ぶことです。だいたい、すんなりと目に見えない世界を理解する人は少ないはずです。

 僕は、無批判、無抵抗に訳のわからない世界に入り込める人は危険だと思っています。疑問をもち抵抗しても、どうしてもその世界に足を踏み入れざるを得ないものこそ、神の力だと思います。抵抗し、批判しながらも、それでもなお不思議な世界に導かれていく姿が、人の共感を呼び、楽しみながら読める物語になります。

 メッセージは、それを直接文章にしただけでは伝わっていきません。大きなおもりを付けて沈みそうになりながらも浮上していくダイナミックさが、人をひきつけ、物語に重みをつけます。

 もちろん、自分で書けといわれたら自信はありませんが、小坂さんが、これまで主要なフィールドとしてきたビジネスという霊的世界とはまったく対極にあるところに立ち、不可思議で霊的な現象を書いていくと、立っている位置自体が大きなおもりですから、迫力ある話が生まれてくるかもしれません」

 私は小原田氏の言葉に励まされて書き始めました。日本語で書き終わるのに三年の年月を要しました。書き終えてからすでにかなりの歳月が過ぎています。しかし、この空白の歳月の間にも、空海の深い思いやりを受けて、多くの不思議な体験をさせていただいています。

 この書は、空海が私に白羽の矢を立てて演出された「不思議の世界への旅」の物語です。

 六十歳で地元企業を退社後、一人になった私が、海外企業との仕事をしながら、在京の女性のスピリチュアリストである中山良子さんに降りてくるメッセージを通して、スピリチュアルな世界に誘導され、稀有の不思議な世界を訪ねていく実体験の話です。

 空海や宇宙人たちにいざなわれながら、幣立神宮、ホテルニューオータニの日本庭園、上智大学のザビエル聖堂、名古屋の貴嶺宮、立山山麓の穴の谷の霊水、高野山奥の院、熊本五色山の釈迦涅槃像、西銀座オリオンズ、バンコクのエラワン廟、箱根の箱根神社と九頭龍神社、埼玉県飯能市の尾須沢鍾乳洞、京都の鞍馬寺、富士山五合目の小御嶽神社などを訪ねました。そのなかで日本人の霊性、日本国の霊性に目覚め、皇室の安泰、日本国の安寧、人類の平和、地球の浄化への祈りを深めていく物語です。

 私は、この祈りの旅を通して、私たち一人ひとりが神仏、龍神、宇宙人、先祖など、宇宙に遍満する高次の存在と精妙に繋がって生かされている霊体であることを知らされました。

 特に平安初期の空海と同時代に文徳帝の側近で品性高潔の文官であった私の先祖の紀夏井、それにアクエリアス星人など目に見えない高次の存在が、私を誘導して数々の稀有な体験をさせ、霊的な世界に目覚めさせてくれました。

 四方を海に囲まれた島国である日本は、縄文時代の古代から神々に守られてきた国土であり、それが故に国土の霊性、民族の霊性が高く保たれてきた世界で唯一の民族といえるでしょう。空海にいざなわれるように歩んだ私の体験も、この日本でなければ生まれてこなかった物語といえます。

 ただ、江藤淳の『閉された言語空間』に書かれているように、第二次世界大戦に敗れて、戦勝国の圧力により、古来より受け継がれてきた日本人の霊性・精神性が葬り去られようとしました。今も続くその状況を見て、ご神仏、龍神、宇宙人、空海、道元など多くの方々が、私にこの書物を書かせたのではないだろうかと思います。

 多くの心ある人々に読んでいただきたく、心からお願いするものであります。

目 次

今、世界が注目する「日本の霊性」の真価……もくじ

プロローグ

第一章 新たなる人生のステージへ

第一節 占星学の不思議な予言と誓願

第二節 清らかな高次の意識につながる予感

第三節 目に見えない世界と出会う

第四節 日本人として深い喜びを味わう

第五節 皇室と日本

第六節 ある気功師との出会い

第七節 ビジネスの世界とは次元の異なる世界

第八節 鋭い霊的感性を備えた人々

第二章 日本再興の道を開いたスリランカ大統領の演説

第一節 龍王の封印を解きなさい

第二節 すべては幣立神宮との出会いからはじまる

第三節 メッセンジャー中山良子さんとの出会い

第四節 アクエリアス星人との出会い

第五節 貴嶺宮での儀式と二機のUFO

第六節 日本再興に貢献したスリランカ大統領の威徳

第七節 日本人としての覚醒を促される

第三章 空海からの霊告

第一節 空海からの二つのメッセージ

第二節 穴の谷(あなんたん)の霊水

第三節 空海への呼びかけ

第四節 空海の禊の儀式

第五節 空海からのご褒美と空海との会話

第四章 釈迦像入魂式と瑞祥

第一節 スリランカの客人を迎える

第二節 釈迦涅槃像入魂式

第三節 空海からの突然の霊告

第四節 空海が見せてくれた感動の瑞祥

第五章 バンコクのプラプロム神詣で

第一節 物質化現象で涅槃像が顕われる

第二節 鑑真の悲しみ

第三節 私には何も見えないが……

第四節 タイ・エラワン廟での祈りの目的

第五節 妻と一緒にタイに訪問

第六節 プラプロム神に詣でる

第六章 富士山での祈り

第一節 次々にもたらされるメッセージ

第二節 箱根神社と秩父尾須沢鍾乳洞での祈り

第三節 鞍馬寺での祈り

第四節 富士山 小御嶽神社での祈り

第五節 祈りの使命

第七章 新しい次元に向かって

第一節 日本人の祈りの心

第二節 宇宙人の愛

第三節 紀夏井のこと

 

エピローグ

プロフィール

小坂武司(こさかたけし)

昭和10(1935)年、大阪市港区で生まれる。日中・日米戦争時代を小学生として過ごし、神戸市外国語大学中国学科に入学後は魯迅を研究、仏教についても学ぶ。大学卒業後、大阪の中堅商社に入社し、日中友好貿易商社マンとしてたびたび訪中。数少ない北京駐在商社マンとして過酷なプロレタリア文化大革命時代を体験。

混迷する中国に失望し、熊本の地元企業に入社。世界的な企業へ成長する一翼を担う。

その後、欧米企業を対象とした国際コンサルタントとして活動を始める。その頃から、目に見えない不思議な世界に誘導される。空海にいざなわれ、神仏、龍神、宇宙人、小坂家の平安初期の先祖、紀夏井などからメッセージを受けながら、日本の繁栄、世界平和のための祈りの旅を続ける。